レディース健診
当健診クリニックでは、女性の受診者の皆様に安心して乳がん検査や子宮がん検査を受けていただくために、施設の2階にレディース専用フロアを設けています。
子宮がん検診と乳腺エコー検査は女性医師と女性看護師が、乳がん検診のマンモグラフィ撮影は女性放射線技師が親切に対応いたします。
【視触診】
女性医師が問診・視診・触診による診察を行い、乳房のしこり、ひきつれ、異常分泌物皮膚のただれが無いかなどを調べます。
【マンモグラフィ検査】
乳房を板で挟んでX線撮影を行います。
超音波では発見しにくい小さな石灰化のみの早期の乳がんの発見に威力を発揮します。
【乳房超音波検査】
乳房に超音波をあてて乳房内のしこりを画面に映し出す検査です。
乳腺組織の発達している方(30歳代、授乳・妊娠中、40歳代以降でマンモグラフィが高濃度乳房の女性)に向いています。
高濃度乳房とは
乳房は乳腺組織と脂肪組織からできています。年齢が進むにつれて乳腺組織は退縮し脂肪組織に置き換わっていきます。レントゲン写真では乳腺組織は白く映り、脂肪組織は黒っぽく映ります。乳腺組織が豊富な乳房は、レントゲンで全体が白く映ります。このような乳房のことを高濃度乳房といいます。乳房のしこりも白く映るので、高濃度乳房ではしこりの発見が難しくなります。
マンモグラフィ検査と超音波検査の利点・欠点
マンモグラフィ検査 | 超音波検査 | |
---|---|---|
利点 |
|
|
欠点 |
|
|
年代から見た検診のお勧め
50歳以上 | マンモグラフィ(1年~2年に1回)のみ |
---|---|
40歳代 | マンモグラフィ(1年~2年に1回)のみ ※ただし高濃度乳房の方は マンモグラフィ(1年~2年に1回) + 超音波検診(毎年) |
30歳代 | 超音波検診(毎年) |
【内診】
片方の指を膣内に挿入して、もう片方の手でおなかを押さえて挟み込みながら触診します。
子宮や卵巣などの状態を調べます。
【子宮頸部細胞診】
子宮頸部の粘膜を専用のブラシでこすって細胞を採取し、それをガラス板に塗り異常な細胞の有無を調べる検査です。
マンモグラフィ検査は、乳腺が張っていない生理終了後が適しています。
マンモグラフィ検査は、断乳6ヶ月以内もしくは授乳中および妊娠の可能性のある方にはマンモグラフィ検査を実施しておりません。乳房超音波検査での乳がん検診をご検討ください。
下記の項目に該当される方は、他の医療機関での検診をお勧めします。
現在乳房に関して医療機関で治療中または経過観察を受けている方。
過去に豊胸手術もしくは美容注射(脂肪注入、ヒアルロン酸注入等)を受けたことがある方。
ペースメーカーを装着している方。
生理中の受診はできるだけ避けてください。
生理中でも検診は可能ですが、出血量が多い日には正確に細胞を採取できない場合があります。
妊娠中の方や子宮筋腫等で子宮手術を受けられた方は主治医にご相談ください。
乳がん検診の費用
検診料金 | 視触診とマンモグラフィ | X線撮影 1方向 5,000円(税込) |
---|---|---|
X線撮影 2方向 7,400円(税込) |
||
マンモグラフィのみ | X線撮影 1方向 4,200円(税込) |
|
X線撮影 2方向 6,600円(税込) |
||
乳房超音波 | 4,800円(税込) |
子宮がん検診の費用
検診料金 | 5,800円(税込) |
---|---|
検査項目 | 問診・内診・子宮頸部細胞診 |
乳がん・子宮がん検診セットの費用
検診料金 | 乳がん検診 (視触診+マンモグラフィ) +子宮がん検診 |
X線撮影 1方向 9,400円(税込) |
---|---|---|
X線撮影 2方向 11,800円(税込) |
||
乳がん検診 (マンモグラフィのみ) +子宮がん検診 |
X線撮影 1方向 8,600円(税込) |
|
X線撮影 2方向 11,000円(税込) |